コロンビア ポパヤン スプレモ Qグレード

産地について

■カウカ県は、コロンビア中央南部のアンデス山系に位置します。
  このエリアには海抜1700メートル近くの高原も含まれ、その周辺の美しく波打つような斜面でコーヒーが生産されています。
  アンデス山脈に囲まれていることにより、ポパヤン台地は年間を通じて安定した気候であり、標高が高く気温が低いことから、最も優れたコロンビアコーヒーの産地のひとつとされています。
■カウカ県は、安定的に高い品質基準のスペシャルティコーヒーを生み出す産地として知られています。その中でもポパヤン地区は、優れたコーヒー生産地域として有名で、ポパヤンとして取引されています。
<販売元HPより>

場所はコロンビアの南西でアンデス山脈地帯にある場所の様です。周辺を見たところでは大きな水源は見当たらないので水にはちょっと苦労しそうな印象ですが、豆はウォッシュドとの事です。

コーヒー豆について


この地方のコーヒーの味の特徴として、熟した果実と甘いクルミを思わせる傾向があります。本商品は、甘くてハイトーンな香りにベリーの風味、 滑らかなボディ、コクがあり、甘みが強く、酸味が強いカップです。

収穫時期 4月 ~ 6月
品種 カツーラ種、カスティージョ種
スクリーンサイズ S19…24%、S18…39%、S17…35%、S16…2%
乾燥方法 天日乾燥
Qグレードポイント 84.33点
精選方法 ウオッシュド
<販売元HPより>

ウォッシュドとのことですが、若干黄色というかオレンジというか色付いている感じがあり、ハンドピックしている時に甘いフレーバーが漂っていたためいわゆるフルウォッシュドでは無いと思います。水源に苦労しそうな地形に見えるため、セミウォッシュド的な工夫を凝らしているのかもしれません。

 

最初、欠点豆は少ない印象でしたがハンドピックしていくと結構多く、分かりにくい大きさの虫食い豆が頻繁に出てくるため、念入りに転がしてやらないと見つけられず苦労しました。また、未熟豆の混入も目立ちました。

焙煎&テイスティング

2025/6/22焙煎

焙煎:

ミディアム~フルシティまでOKの様だが、様子見でハイとした。

テイスティング:

販売元記載の通り、酸味が強く出ている。甘さもあり。ナッツ風味はコロンビアにしては弱く、代わりにこれまたコロンビアには珍しいコクを感じる。ベリー風味とやや黄色みのある豆からすると、やはり発酵させる過程があるのでは?という気がする。