ペルー ブルボン スペシャル

産地について

産地については、ペルー共和国クスコ県インカワシ地区との事です。

地図で見ると、アンデス山脈の麓に位置する場所だと分かりました。ペルーは東側は平地が多いですが、海沿いの西側はアンデス山脈が沿っており、この辺りでは標高がガクッと上がり6,000m級の山も多く存在します。この様な地形のため、昼夜の寒暖差はかなり大きいと思われます。

なお、インカワシ地区に大きな水源は無いですが小さい川は確認出来るため、こちらを用いる事でウォッシュドに出来るのでしょう。ただ、水に恵まれているか、と言われるとそうでも無さそうです。この辺の事情が精製に関係しているのかもしれません。

コーヒー豆について

■風味の特徴として、チョコレート、ハチミツ、リンゴ、緑茶、アーモンド、イチジクがマイルドに感じられるスペシャリティコーヒーとなっています。

等級 スペシャルグレイド
収穫時期 7月~11月
品種 ブルボン種100%
スクリーンサイズ S19…6%、S18…23%、S17…33%、S16…26%、S15…12%
乾燥方法 天日乾燥
Qグレードポイント 84.50点
特徴 欠点数:0~5点
精選方法 ウオッシュド
認証 Qグレード
生産者 Incahuasi農業組合(インカワシ)
<販売元HPより>

ペルーでは比較的クリアな味の豆が多いと思っておりましたが、調べてみるとペルーではティピカ種の生産が多いとのことですので、この影響でしょうか。
この豆は、ペルーでは比較的マイナーなブルボン種のみとなっていますが、ブルボン種は複雑でバランスの取れた酸味、コクのあるしっかりした甘さ、重厚感のある豊かなボディを持つ事が期待されます。加えてナチュラル的な要素も精製に取り入れる事により、更に甘さを増やそうという意欲も伺えます。
 

また、この豆はウォッシュドとの事ですが甘い風味が出ています。豆の表面を見てみるとペルーのウォッシュドにしては黄色掛かっていますので、粘液質を残した精製方法と推測されます。写真だとあまり黄色掛かって見えませんが…。

欠点豆については0~5点と記載されていますので、比較的少ない印象です。恐らく、焙煎後のハンドピックを加えても10%以内には欠点豆率は抑えられるのではないでしょうか。

サンプル焙煎&テイスティング

2025/10/19サンプル焙煎①

焙煎:

1ハゼ最中の焙煎とした。

テイスティング:

柑橘系の強い酸味とアーモンド系のナッツ風味が強い。甘みの他にも若干のコクが感じられる。

2025/10/19サンプル焙煎②

焙煎:

1ハゼ終了後2ハゼまでのところで煎り止めた。概ね1ハゼと2ハゼの中間位になったと思われる。

テイスティング:

苦みと甘みが強く、甘みも感じられる。コクも①よりは強く出ている。アーモンド系のフレーバーも多少残る。
→全体的なバランスが良いと思われるため、こちらが一番のオススメ。

2025/10/19サンプル焙煎③

焙煎:

2ハゼ最中とした。オイルが若干湧いてきた。

テイスティング:

苦みにが前面に出てきた。甘みも多少感じられる。ビターチョコ系の風味が出つつコクも感じられる。
→ブラジル的なコクと苦みの好きな方はこちらがオススメ。