ブラジル セラード 手摘み完熟豆 セミウォッシュド

産地について

 こちらのコーヒー豆は、ブラジルのセラード地域で栽培されたものとなります。セラードは、地名ではなくブラジルの中央部に広がるサバンナの草原地帯一帯のことを指します。こちらはブラジルポルトガル語で「カンポ・セラード」などと呼ばれたりするそうです。意味は「見通しのきかない草原」で、この一帯の特徴を呼んで字の如く、表している言葉になります。
 昔は強酸性の土壌で耕作に向きませんでしたが、アメリカの大豆が調達できなくなった日本が大豆に適した耕作地になるように土壌改良を行い、これに伴ってコーヒーも生産出来るようになった様です。

 発売元によると、実際の地区はミナスジェライス州で、地図で示すと以下の場所になります。

 リオデジャネイロやサンパウロが近いので、比較的交通の便はよいのかな、という気がします。

 見た感じ、高い山はなさそうですね。標高が1200m程度のところで栽培されたとのことなので、この辺り一帯が概ねその程度の標高なのだと思います。なお、この辺りは雨季と乾季がはっきりしているため、良質なコーヒーを作るために重要な乾燥作業がやりやすい事が想定されます。

コーヒー豆について

 品種はムンドノーボ、アカイヤ種、カツアイアマレーロ種とのことです。ムンドノーボとアカイヤに関しては、ブラジルで栽培される一般的なコーヒー豆の様です。一方、カツアイアマレーロは黄色く色付くカツアイ種という事で、通常の赤色よりも珍重されているものと思います。味はどう違うんですかね?

 精製方法はセミウォッシュドで、ウォッシュドとはミューシレージの取り方が違う位でそれ程大差はないものになるかと思われます。

 

 ハンドピックした後の豆です。ウォッシュドよりも若干黄色み掛かった緑色をしています。アップで写してみると、結構きれいな豆ですね。手積み完熟豆を厳選して摘んでいるとのことなので、その謳い文句に偽りはない感じでしょうか。

 丁寧に精製されていると思われる豆ですので、欠点豆の数も普通と比べると非常に少ないです。ただ、セミウォッシュドという事でミューシレージを水槽で発酵させて取るのではなくパルパーで取っているためか、ちょっと潰れた豆が目立つ印象です。

焙煎&テイスティング

2025/2/1焙煎

焙煎:

ブラジルの豆はコクがあるものが多いので、それが楽しめるシティ辺りに今回はした。手積み完熟豆と謳っている通り、焼色が普通の豆と比較するとかなり揃っている。

テイスティング:

ブラジルらしく、コクと苦みが前面に出る。酸味、甘みはほのかに出ている。セミウォッシュドということで、ナチュラルほどではないが発酵した風味も感じる。

2025/2/9焙煎

焙煎:

前回より若干2ハゼの最中に近づけた。やはり色ムラが殆ど出ないのは優秀。

テイスティング:

前回とほぼ同じ感じの風味だが、やや苦みが強いか。コーヒーオイルも若干だが出てきた。

2025/2/15焙煎

焙煎:

シティやフルシティ辺りで良いコクが出るのであれだが、今回は敢えてハイで焼いてみた。相変わらず色ムラはあまりない。

テイスティング:

相変わらずバランスは良いが、流石にハイということで酸味がやや前面に出てきた。

2025/2/23焙煎

焙煎:

ハイだと酸味が強めに出るのは当然、ということでシティに戻した。これ以上煎ると酸味が減るが、それも少し寂しいということでシティ辺りにした。ただ、好みによってはフレンチ以降もありと思う。

テイスティング:

まだ。